こんにちは。
nariです。
赤ちゃんはもちろん、乾燥肌やアトピーなどデリケートなお肌の方に欠かせない保湿。
なぜ保湿が必要なのか、
皮膚の構造が分かれば保湿の必要性を理解することができます。
そして、お子さんに使う保湿剤は安心・安全が絶対条件ですよね。
今回は、私も娘も使っているおすすめの保湿剤 ”ファムズベビーエンジェルフォーム” をご紹介していきます。
保湿剤の違いが分かるよう、産婦人科病院でも導入されているファムズベビーエンジェルフォームと、病院でもよく処方されるヘパリン類似物質外用泡状スプレーとの比較をしていきます。
是非最後までご覧ください。
皮膚の構造
人間の皮膚は、上から表皮・真皮・皮下組織の3層構造になっています。
赤ちゃんの体重の約70%は水分です。
お肌に弾力があって、みずみずしくみえますが、
皮膚の厚さは大人の半分ほどしかありません。
そのため、ものすごくデリケートなのです。

https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/selfmedication/163
乾燥や湿疹などで傷ついてしまった表皮に、紫外線や菌やほこり・汗などがくっつくことで、皮膚の中で炎症を起こし悪化を招いてしまうことになります。

図ではアトピー性皮膚炎を例にあげていますが、お子さんの皮膚はかなりデリケートですので、表皮が傷つけば同じような現象が起こる可能性があります。
特に小さなお子さんは、常にこのようなリスクがあるということを理解しておかなければなりません。
そうならないよう、保湿剤の手を借りて、肌にしっかりとしたバリア機能をつくる必要があるのです。
新生児からのスキンケアでアレルギーの発症リスクを抑えることができる!?
2014年 国立研究開発法人 国立成育医療研究センターによる
世界初の”アレルギー患者の発症予防法を発見”という研究結果が発表されました。
⇓研究結果のまとめ⇓
- 新生児から保湿をすることでアトピー性皮膚炎になるリスクを3割以上低下させる
- 食物アレルギーは口から入るより肌から入る影響の方が強い
- 新生児期や乳児期の湿疹は、アトピー性皮膚炎は・食物アレルギー・喘息・花粉症と連鎖的にアレルギー症状を引き起こす(アレルギーマーチ)
以上が明らかになったのです。
”新生児から肌のバリア機能を高めることでアレルギーマーチの予防につながる”
と保湿の重要性がさらに注目されたのです。


お子さんの将来のために、
しっかりと保湿ケアをしてあげましょうね!
では、自信を持って開発された
ファムズベビーエンジェルフォームとヘパリン類似物質外用泡状スプレーの比較をしていきます。
ファムズベビーエンジェルフォーム
デリケートな肌にも使えるよう安全テスト・低刺激テスト実施済みの皮膚保護フォームです。

皮膚の表面にバリア機能をつくることで、肌を痛める原因をシャットアウトし、守ってくれます。

マシュマロのような、ふんわり濃密な泡がでてきます。


指で押さえるとしっかりと型がつくのが分かります。
それだけ泡がきめ細かいということですね!


泡を広げてみると・・・

広げると、すっと肌に馴染んでいって、全くベタつかずサラサラです。
これなら、すぐに服を着ることもできます。
ファムズベビーによると、
塗布後の肌水分量は長時間(約8時間)持続するという結果がでています。
超アレルギー体質で皮膚トラブルの多い中1の娘も使っていますが、背中や頭皮など皮膚トラブルが起きやすい場所にファムズベビーを使用しています。
背中は暑い時期には汗疹がよくできるのですが、塗った翌日には少し炎症と痒みが落ち着いていました。
ベタつかないので、すぐに服を着れるし気持ち悪くならないのがいいです。
部活をしていて汗をたくさんかくので、なかなかすぐに改善は難しいですが、継続して使用していくことで肌のバリア機能を高めていこうと思います。
ちなみに私は”かかと”に使っています。
かかとにクリームを塗るとスリッパがベタついたり、床にクリームの跡がついたりしますよね。
ファムズベビーは何度も言いますが、塗った後がサラサラなのでそのような心配がありません。
保湿効果が持続するので、少しずつですが踵の乾燥が改善傾向にあります。
ヘパリン類似物質外用泡状スプレー
病院で処方されるヘパリン類似物質泡状スプレー。

人の肝臓で生成される糖類の一種”ヘパリン”に似た成分。
”保湿” ”血行促進” ”抗炎症”の3つの作用があり、年齢に関係なく全身に使用できる。
肌の角質層まで浸透し、保湿効果を発揮して肌の乾燥や炎症・肌荒れの改善に働く。

ヘパリンには血液をサラサラ(=血を固まりにくくする)作用があります。
そのため、出血リスクの高い病気をお持ちの方や、出血がある部位には使用できません。
ヘパリン類似物質には、ローション・化粧水のような液体タイプ・クリーム・軟膏・泡状と様々な形状があります。
いずれもヘパリン類似性物質の含有量0.3%は同じで、水分や油分などの分量がそれぞれ違います。
分かりやすく示すと、
液状・・・水分>油分
クリーム状・・・水分<油分
となりますので、液状になればさらりとした感じになりますし、クリーム状は油分が多くなるのでその分ベタつきます。
これらは、塗る場所や時間帯によって使い分けをします。
処方された医師の指示に従って塗りましょう。

振らずに1プッシュしてみると、
あきらかに水分が多いことが分かります。


伸ばしてみると・・・

泡が消えて水分に変わっていきます。
水分が多い分、伸びがよくて1プッシュで指先から腕の表面を塗ることができます。
液状とはいえ、塗って30分程は腕がしっとり、悪く言えば少しベタついた状態でした。
塗布6時間経っても、人の角質層でのヘパリン類似物質の滞留が認められていることが分かっています。

保湿の持続性が高いことが証明されています。
新生児の頃からローションやクリームを使っていますが、保湿効果は高いものの、トラブルの改善にはやはりステロイド剤が必要でした。
ヘパリン類似物質単体での抗炎症効果はあまり感じないように思いました。
夏場に液体タイプや化粧水タイプ・泡状を使用していました。
いずれも保湿効果は高いものの、塗った後のしっとり感=ベタつきが、服を着たときにくっついて気持ちが悪いそうです。
比較まとめ
ファムズベビー | ヘパリン類似物質 | |
容器 | 缶(品質の劣化予防) | プラスチック |
使用法 | よく振って使用 | 振らずに使用 冷蔵庫保存可 |
内容量 | 85g | 100g |
泡の形状 | 濃密な泡で崩れない | 水分が多い しばらくすると泡がなくなる |
使用感 | 全くベタつかない さらさら | 伸びがいい 塗った後、しっとり感 (ベタつき) が続く |
におい | UVローション⁉のような臭いが少しある | ほぼ無臭 |
価格 | 2640円(税込み)、送料660円 | 病院での処方 |
やはり、使用感での違いと値段が1番大きいように感じます。
またファムズベビーには少しにおいがあり、いいにおいとは言えませんが気にならない程度です。
ファムズベビーは容量も85gと少ないので、全身塗ると1ヵ月もちません。
少しお値段が高いので、我が家では、ヘパリン類似物質などの保湿剤を併用するようにしています。
まとめ
皮膚トラブルがある際には早めの医療機関への受診をおすすめしますが、
そうなる前にご家庭でできる保湿ケアをすべきではないでしょうか。
お子さんの正常な肌への保湿はもちろん、
よだれや食べ物によるお口まわりの皮膚トラブル・オムツかぶれ、
ママの手荒れや乾燥・皮膚トラブルなど年齢問わず、全身に使うことができます。
家族みんなで同じものを安心して使うことができるのは嬉しいですよね。
私や娘も使用しているファムズベビーをもっと知りたい方はコチラ
最後まで読んで下さり
ありがとうございました。